今行かないと一生行かない気がする。けど、一生に一回は行った方がいい気がしている。
日本最西端、与那国島。
断崖絶壁らしい。台湾まで100kmちょっとらしい。なんか、生えてる草とかもちょっと違うらしい。
キャベツが一玉800円もするし、予約しないと晩飯も食えないらしい。
日本だと頭はわかっていても、「日本語通じるか?」と思ってしまっている自分がいる。もうほぼ外国じゃないかと。八重山に最初来た時も、この耳慣れない三線の音やドヤ顔で構えるシーサーに異国感を感じずにはいられなかった。でも、案外日本っぽいところもあるから混乱している。
八重山古典民謡なんかも、歌詞見てみると意外と漢字表記があれば意味もわかるし。まあ漢字が偉大すぎる発明ってだけかもしれないが。
だから、与那国はほんとに日本なのかどうか。どんなところなのか。気になっている。
人は厳しいのか、優しいのか?
きっと優しいに違いない。離島の人たちはみんな優しい。情けがある。
「与那国情け島」と歌うくらいだから、それはもう情けがあるのだろう。
情けか。今のビジネスにおいて情けはあるのか?外資系IT。売り上げがすべてのこの業界。たとえ対価は大きいとしても、自分が本当に幸せなのか、こればっかりやっていていいのか、悩む。
自分が本当にやりたいことは動物を助けること。NGOでマーケティングをやりたい。ただ、NGOは甘くない。人の善意に頼るのは、あまりにも危ない。持続性がなさすぎる。
それが嫌になって、心が折れることが目に見えている。だからチャレンジできない、自分のやりたかったことが嫌いになりそうだし、二度とチャレンジをすることさえなくなりそう。だったら、ちゃんと力をつけたいと思う。しっかりビジネスとして立ち上げて、その利益を慈善事業に使うのか。
あるいは、自分が稼いで余剰の収入を寄付するのか。結局自分にとっては今どっちかの方がサステイナブルな気がする。
でも、こっちの人たちみたいに、ゆるく働いて、情けでビジネスして。その姿の方が幸せに見えることがある。隣の芝は青いだけかな。リモートの仕事いいな、って言われるしな。農業はしんどい、ってみんな言うし。
でも今の自分はやっぱり100%幸せじゃなくて、それはおそらく仕事のせいで。仕事は死ぬまで付き纏ってくるもので。なまじいい大学を出ているから、中途半端に妥協することもできない。親の投資を考えると。いつも親のことを考えると、って言い訳しているけど、別に親孝行できているわけでもないのにな。
与那国で何か見つかるとも思っていないけど
行ってみるといいと思う。何か感じることはあるかもしれない。
まあ就活終わったし、空いた時間でいろんなことしよう。旅行ブログの記事も納品しないといけない。八重山民謡もしよう、奄美民謡も始めよう。
このブログの外観ももっとちゃんと整えて、石も売り始めよう。そう、石を売ったらいいって言ってもらって、それでこのブログも「石心(いしぐくる)」ってつけたから。
石垣島と、石頭の頑固な自分と。
今自分が弱っている気がする。風邪をひいているからか、一人からなのか。就活で自分を否定された気持ちになっているからだけど。ゆっくり寝るか。